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松山地検は2日付で、愛媛県今治市に駐車していた車から実弾が装填された拳銃1丁が見つかった事件で、車に拳銃と実弾を隠したとして、銃刀法違反と火薬類取締法違反の疑いで逮捕されていた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系秋良連合会幹部で「小田興業」組長(64)=宇和島市栄町港=について不起訴処分とした。地検は不起訴の理由を「証拠関係に照らして」としている。
松山地方検察庁
組長は今年5月22日、今治市内に駐車した自動車の車内に殺傷能力が高い旧ソ連製の軍用自動式拳銃トカレフ1丁と実弾数発を隠して所持していたとして、8月13日に愛媛県警に逮捕されていた。
この事件を巡っては、秋良連合会傘下「三代目兵藤会」幹部・明瀬功尚被告(55)=愛媛県今治市本町=と、造船業・黒川英俊被告(56)が銃刀法違反の罪ですでに起訴されている。