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広島県警は25日、営利目的で乾燥大麻を所持したとして、指定暴力団・六代目共政会系「原田組」幹部らが麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたこと事件で、関係先として原田組の組事務所を同容疑で家宅捜索した。
原田組の組事務所を家宅捜索
原田組幹部・岡野有冶容疑者(23)=広島市西区南観音町=と、犯行当時、原田組の組員だった無職・井上海容疑者(24)=広島市中区吉島東2丁目=の2人は、すでに逮捕されていた原田組組員・梶田雄大容疑者(25)=中区江波南1丁目・同法違反(同)容疑で処分保留など=と共謀して今年8月21日午後8時35分ごろ、広島市中区十日市町2丁目の集合住宅の一室で小分けにされた複数の乾燥大麻などを営利目的で所持した疑いが持たれている。
調べに対しいずれも黙秘しているが、県警は余罪や他の共犯者の有無、原田組の組織的な関与など調べを進めている。