営利目的で乾燥大麻を所持 新たに共政会系「原田組」組員ら2人を逮捕

◀関連記事

　広島県警組織犯罪対策３課と広島南署、広島中央署の合同捜査本部は２２日、広島市内の集合住宅の一室で営利目的で乾燥大麻を所持したとして、指定暴力団・六代目共政会系「原田組」幹部・岡野有冶容疑者（２３）＝広島市西区南観音町＝と、犯行当時、原田組の組員だった無職・井上海容疑者（２４）＝広島市中区吉島東２丁目＝の２人を麻薬取締法違反（営利目的所持）の疑いで逮捕した。

広島県広島南警察署

　岡野容疑者ら２人は、すでに逮捕されている原田組組員・梶田雄大容疑者（２５）＝中区江波南１丁目・同法違反（同）容疑で処分保留など＝と共謀して今年８月２１日午後８時３５分ごろ、広島市中区十日市町２丁目の集合住宅の一室で大麻などを営利目的で所持した疑いが持たれている。

　調べに対し２人は黙秘しているが、同捜査本部は余罪や他の共犯者の有無、原田組の組織的な関与の可能性や金の流れなど調べを進めている。