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「餃子の王将」社長射殺事件第7回公判 警察官が車両捜査で容疑者が浮上した経緯を証言

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 京都地裁(西川篤志裁判長)で20日、「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん(当時72)を射殺したとして、殺人と銃刀法違反の罪に問われている特定危険指定暴力団工藤會系「石田組」幹部・田中幸雄被告(59)の第7回公判が開かれた。

京都地方裁判所

京都地方裁判所

 田中被告は何者かと共謀して2013年12月19日午前5時45分ごろ、京都市山科区の「王将フードサービス」本社前の駐車場で、車で出勤した大東さんの腹部や胸を拳銃で撃って殺害したとされる。

 第7公判は検察側の証人として、犯人が逃走に使ったとされるバイクに関係する捜査をした京都府警の警察官など5人が証人出廷。検察側は、田中被告が実行犯で現場から盗難車両だったバイクのカブを使って逃走したと主張した。このカブに関係する軽自動車が存在するとした。

 この軽自動車に関する証人尋問が行われ、府警の警察官がメーカーへの問い合わせなどから特定の車種に絞り込んだ経緯を説明。また別の捜査関係者は、捜査の過程でこの軽自動車の所有者が特定できたと証言した。

 検察側は、この軽自動車の所有者が田中被告の幼なじみの男性で、第5回公判では「2013年10月ごろに田中被告に貸した」と証言していて、田中被告の事件への関与を立証する狙いがあったとみられる。

 また、軽自動車の使用者を特定する捜査範囲を、現場から遠く離れた福岡県を捜査対象に入れた理由について、「王将と敵対的になっていた創業家と密接な関係にある人物が福岡県に住んでいて、福岡は事件に関係している可能性があると考えた」と証言。事件に関係した可能性がある車両を40台まで絞り込み、その中に田中被告の幼なじみの男性の軽自動車があったと述べた。

 田中被告は2025年11月の初公判で無罪を主張していて、弁護側は被告が事件当日、福岡県にいた可能性を立証するとしている。

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