反社会勢力などによる事件・ニュースまとめサイト
T

「餃子の王将」社長射殺事件第6回公判 映像捜査を担当した警察官、車メーカー社員が証人出廷

関連記事

 京都地裁(西川篤志裁判長)で13日、「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん(当時72)を射殺したとして、殺人と銃刀法違反の罪に問われている特定危険指定暴力団工藤會系「石田組」幹部・田中幸雄被告(59)の第6回公判が開かれ、検察側が、犯行に至る過程で関与したとみている軽自動車のメーカー従業員や、射殺事件の現場からの逃走に使用されたオートバイの防犯カメラ映像などを分析した警察官2人が証人出廷した。

田中幸雄被告(2022年10月)

田中幸雄被告(2022年10月)

 田中被告は何者かと共謀して2013年12月19日午前5時45分ごろ、京都市山科区の「王将フードサービス」本社前の駐車場で、大東さんの腹部や胸を拳銃で撃って殺害したとされる。これまでの裁判で、田中被告は無罪を主張している。

 検察側は冒頭陳述で、事件に関係しているミニバイクが事件前の2013年10月9日に京都市内の飲食店から盗まれた際、現場の防犯カメラにミニバイクと軽自動車が一緒に走り去る様子が映っていた。この軽自動車が田中被告の幼なじみのもので被告が借りたと主張している。

 軽乗用車のメーカーの従業員は別室からビデオリンク方式で出廷し、防犯カメラに映った軽自動車は、外装などから幼なじみの車の車種と同じだと思うと証言した。

 4日の第5回公判で幼なじみは、「2013年10月ごろに田中被告に貸した」と証言し、防犯カメラに映った軽自動車は自分のものと違ったところがないかとの問いに、「特別ないが、(自分のものと)一緒とも思っていない」と証言している。

京都地方裁判所

京都地方裁判所

 射殺事件の現場からの逃走に使用されたオートバイの防犯カメラ映像の捜査を担当した警察官は、犯行時間帯の映像では逃走したオートバイの他に人や車の姿はなく、「乗っていたのは1人で、共に行動する人や車両はなかった」と証言した。

 オートバイは尾灯が切れているという特徴があり、防犯カメラの映像をたどるリレー捜査などの結果、事件翌年に現場の北東1.4キロで発見されたと説明。近くで別のミニバイクも見つかっていて、2台とも2013年10月8日~9日に京都府内で盗まれたと証言した。

 この裁判は、第10回の公判まで証人尋問がある予定で、6月29日の第11回公判に論告求刑、判決は10月16日に言い渡される予定。

SNSでフォローする
T