2003年1月に群馬県前橋市のスナックで客ら4人が死亡した拳銃乱射事件で死刑判決が確定した、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下「矢野睦会」元会長・矢野治死刑囚(67)が、20年前に別の殺人事件に関与したとする文書を警視庁に送っていたことがわかった。

警視庁本部
矢野死刑囚は、東京都新宿区で不動産業を営んでいた男性を1996年に殺害した事件に関わったとする文書を2015年に警視庁渋谷署に送付。警視庁は矢野死刑囚らの説明に基づき、遺体を埋めたとされる神奈川県伊勢原市内の山中を今週中にも捜索する方針を固めた。
送付された文書は、男性と不動産関係のトラブルがあった別の暴力団関係者(故人)から依頼を受け、男性の殺害や遺体の遺棄を指示した、とする内容だった。
矢野死刑囚は、前橋市のスナックで2003年1月に4人が殺害された銃乱射事件で、実行犯に犯行を指示した殺人罪などに問われ、2014年3月の上告棄却により死刑判決が確定している。