北九州市内で「白タク」行為 工藤會系「小川組」組長ら2人を逮捕

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　福岡県警は、無許可で乗客を運送し料金を取る、いわゆる「白タク行為」を行ったとして、特定危険指定暴力団・工藤會系「小川組」組長・小川幸司容疑者（５５）＝北九州市門司区白野江４丁目＝と、無職の男（４９）の２人を道路運送法違反の疑いで逮捕した。

福岡県警察本部

　小川容疑者ら２人は共謀して２０２４年９月、福岡県北九州市門司区で無許可で普通乗用車に乗客を乗せ、門司区内を運送して料金を取る白タク行為を行った疑いが持たれている。県警が別の詐欺事件の捜査過程で、小川容疑者ら２人のやり取りを調べたところ今回の行為が発覚した。

　県警は２人の認否を明らかにしていない、小川容疑者らは北九州市内の範囲で、門司区内の運送料金を１０００円、その他は各行政区に応じて加算し、最大６０００円の運送料金を設定し、２０２２年１０月から２０２４年１１月までに月に１０回程度、白タク行為を行っていたとみていて、余罪についても調べを進めている。