沖縄県警サイバー犯罪対策課など9県警合同捜査本部は28日、インターネットバンキングに不正アクセスして全国17都府県の被害者約130人から現金総額約9300万円をだまし取った事件で、犯行の首謀者で指定暴力団・住吉会傘下元組員で会社役員・宮本勝美容疑者(49)=東京都府中市=と、県外での指示役でデザイナー(41)=東京都葛飾区=、沖縄県内のまとめ役で指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」幹部・山城偉樹容疑者(53)=沖縄県=の3人を不正アクセス禁止法違反、電子計算機使用詐欺、窃盗の容疑で再逮捕した。
沖縄県警察本部
この事件をめぐってはこれまでに指示役や出し子、口座の準備役など計29人が摘発されていて、県警はいずれの認否も明らかにしていないが、3人の逮捕は4度目となる。