「組への応援金」と称し86万円恐喝 住吉会系西海家傘下「吉田会」幹部4人を不起訴処分

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　仙台地検は２２日、「組への応援金」などと称して２０代の男性会社員から現金８６万円を脅し取ったとして逮捕された、指定暴力団・住吉会系九代目西海家傘下「七代目吉田会」幹部で、「仁組」組長（４１）ら組員４人について不起訴処分とした。地検は不起訴の理由について「公訴を維持するに足りる証拠を収集するに至らなかった」としている。

仙台地方検察庁

　幹部ら４人は共謀して２０２４年１０月中旬から２０２５年７月下旬にかけて、宮城県仙台市内の喫茶店などで男性会社員（２０代）＝仙台市＝に対し「さらうぞ。組に応援金払え」などと脅し、複数回にわたって数万円から数十万円を受け取り、あわせて現金８６万円を脅し取ったとして、組織犯罪処罰法違反の疑いで宮城県警若林署に逮捕されていた。