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抗争相手と間違えて元警察官を銃撃事件 道仁会系「松尾組」総裁ら2人に懲役18年求刑

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 福岡地裁で19日、2010年2月に福岡県大木町で、当時抗争中だった指定暴力団・九州誠道会(現・浪川会)幹部と間違えて、福岡県警の元警察官の男性(当時69)を銃撃し、右足に3発を命中させて殺害しようとした殺人未遂の罪に問われている当時・指定暴力団・道仁会系三代目松尾組組長(現・四代目松尾組総裁)・堤修平被告(71)と、同元幹部・末松大輔被告(45)の裁判員裁判の公判が開かれた。

福岡地方裁判所

福岡地方裁判所

 末松被告は初公判から無罪を主張していたが、一転して実行役であることを認めたが、検察側は論告で「堤被告を無罪にするために関与を認めた」と主張し、両被告にいずれも懲役18年を求刑した。

 一方、弁護側は弁論で、元組員の「堤被告が銃撃対象者の行動確認を指示した」との証言は信用できないと訴え、堤被告は無罪、末松被告には寛大な判決を求めて結審した。

 判決は7月2日に言い渡される予定。

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