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兵庫県警は26日、今年6月に兵庫県尼崎市の路上で男性(23)に暴行を加えたうえ車に乗せて連れ去り、その後殺害したとして、指定暴力団・二代目東組系「三代目赤松組」組員・三谷晃平容疑者(27)=大阪府豊能町=と、無職・畠山琢磨容疑者(33)=大阪府和泉市=、無職・江口雄星容疑者(26)=大阪府堺市=、無職の少年(19)=兵庫県尼崎市=の4人を殺人容疑で送検した。
兵庫県警察本部
県警は4人の認否を明らかにしていないが、男性の遺体が未だ発見されていないことから、遺体が遺棄されたとみられる高知県土佐郡周辺で捜索を続けていて、引き続き事件の詳しい経緯やそれぞれの関係性についても調べを進めている。
三谷容疑者ら4人は6月11日午後9時半ごろ、尼崎市大物町1丁目の路上で、男性(23)の顔面や腹部を殴る蹴るなど暴行を加えて無理やり車に乗せて連れ去り、大阪府能勢町の家屋で左太ももを刃物で突き刺すなどして殺害した疑いが持たれている。
この事件で県警は、送検された4人を含む男女10人を逮捕監禁や犯人隠避、証拠隠滅、死体遺棄などの容疑ですでに逮捕している。