神戸山口組組長の別宅発砲事件 新たに「倉本組」幹部を逮捕し山口組総本部を家宅捜索

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　兵庫県警暴力団対策課と加古川署などは４日、２０１７年６月に兵庫県稲美町にある指定暴力団・神戸山口組の井上邦雄組長の別宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、新たに指定暴力団・六代目山口組系「四代目倉本組」幹部・岸脇和義容疑者（５０）＝宍粟市波賀町上野＝を銃刀法違反（発射、加重所持）や建造物損壊の疑いで逮捕し、同日午後２時ごろ、山口組総本部を捜索した。

兵庫県警察本部

　この事件で県警は５月２１日、銃弾を発射したとして倉本組傘下「二代目嵐興業」組長・中山浩容疑者（５８）を既に逮捕している。

　岸脇容疑者は、中山容疑者らと共謀して２０１７年６月２０日午前２時ごろ、稲美町中村の建物に拳銃数発を発射するなどした疑いが持たれている。

　調べに対し、岸脇容疑者は黙秘しているが、県警は神戸山口組と山口組の対立抗争事件とみている。