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札幌地検苫小牧支部は10日、知人男性2人を車でひいて殺害しようとしたとして殺人未遂の疑いで逮捕されていた、指定暴力団・稲川会系「小林組」代表ら6人を、傷害罪に切り替えた上で不起訴処分とした。
同支部は不起訴の理由について、「捜査を尽くし、公判で適正な判決が得られるかという観点で慎重に判断した結果」としている。
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札幌地方検察庁苫小牧支部(苫小牧法務総合庁舎)
6人は今年9月19日午後11時ごろ、苫小牧市内の住宅敷地内で知人男性(50代)2人を車ではね、殺害しようとしたとして10月に殺人未遂の疑いで逮捕されていた。被害者の男性2人は胸部骨折や左ひざの靭帯損傷など全治3か月の重傷を負っていた。
通報を受けた警察が現場に駆け付けた時には、犯行に使われた車が現場に放置されたままで、車は小林組が所有する車だった。