男性2人を暴行して現金奪い監禁 新たに山口組系弘道会傘下「竹内組」幹部を逮捕

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　長野県内で２０代の男性２人に暴行を加えて現金を奪った上、車内に監禁したなどとして特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目國粹会傘下「九代目信州斉藤一家」若頭で、「五代目藤井組」組長・小根澤拓也容疑者（４１）＝長野県諏訪市末広＝ら男５人が逮捕された事件で、新たに山口組系三代目弘道会傘下「三代目竹内組」幹部・西郷正樹容疑者（４３）＝住所不詳＝を強盗と逮捕監禁の疑いで逮捕した。

長野県松本警察署

　西郷容疑者はすでに逮捕されている小根澤容疑者ら男５人と共謀して２０２４年１０月中旬、長野県北安曇郡内のアパートの敷地内で面識のある男性（２０代）に「携帯出せ」「出せって言ってんだろ」などと怒鳴りつけて殴るなどの暴行を加えたうえ、現金が入ったバッグを奪って走行中の車内に監禁などの疑いが持たれている。

　また同日、長野県松本市内の駅構内で別の面識のある男性（２０代）に「荷物を全部出せ」などと怒鳴り、脅して現金などが入ったバックを奪ったうえ、走行中の車に監禁したなどの疑いが持たれている。

　同署は西郷容疑者の認否を明らかにしていないが、西郷容疑者とすでに逮捕した５人との関係性や犯行の詳しい経緯など調べを進めている。