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長野県警松本署は、長野県内で20代の男性2人に暴行を加えて現金を奪った上、走行中の車内に監禁したなどとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部ら男6人が強盗と逮捕監禁の疑いで逮捕された事件で、新たに無職・宮下夢叶容疑者(22)=住所不定=を強盗と逮捕監禁の疑いで逮捕した。
長野県松本警察署
宮下容疑者は複数人と共謀して2024年10月中旬、長野県北安曇郡内のアパートの敷地内で知人男性(20代)に「携帯出せ」「出せって言ってんだろ」などと怒鳴りつけて殴るなどの暴行を加えたうえ、現金が入ったバッグを奪って走行中の車内に監禁などの疑いが持たれている。
また同日、長野県松本市内の駅構内で別の知人男性(20代)に「荷物を全部出せ」などと怒鳴り、脅して現金などが入ったバックを奪ったうえ、走行中の車内に監禁したなどの疑いが持たれている。
この事件では、これまでに山口組系五代目國粹会傘下「九代目信州斉藤一家」若頭で、「五代目藤井組」組長・小根澤拓也容疑者(41)=長野県諏訪市末広=や、山口組系三代目弘道会傘下「三代目竹内組」幹部・西郷正樹容疑者(43)=住所不詳=ら男6人が強盗と逮捕監禁の疑いで逮捕されている。
同署は「捜査に支障がある」として、いずれの認否も明らかにしていないが、犯行の動機や事件のを詳しい経緯など調べている。