知人の女名義の賃貸住宅を契約更新 新たに浅野組系「中岡組」幹部を逮捕

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　広島県警福山東署と県警組織犯罪対策２課は７日、暴力団員である自分が使用することを隠して知人の女名義の賃貸住宅の契約更新手続きをしたとして、指定暴力団・五代目浅野組系「三代目中岡組」幹部・川原健太容疑者（５１）＝自称・福山市紅葉町＝を詐欺の疑いで逮捕した。

広島県警察本部

　川原容疑者は今年４月、知人の自営業の女（３５）＝福山市・詐欺容疑で送検＝と共謀して、福山市の不動産会社に対し、自身が住むにもかかわらず、女が継続して住むと偽って賃貸契約の更新を申し込み、反社会的勢力の排除や賃貸人の承諾なく第３者に使用させることなどが禁止されている福山市のアパート一室をの契約更新した疑いが持たれている。

　県警は川原容疑者と女の認否について「捜査に支障がある」として明らかにしていないが、この事件で今年１０月２８日に女を詐欺容疑ですでに逮捕されていて、事件の詳しい経緯など調べを進めている。