物価高対策の給付金5万円詐取で会長の逮捕を受け山口組系「旭導会」本部を家宅捜索

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　北海道警は２日、北海道旭川市が住民税非課税世帯に支給している物価高対策の給付金５万円をだまし取ったとして逮捕された、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目旭導会」会長・川合彰典容疑者（５９）を詐欺の疑いで送検し、同日午前１０時ごろから旭導会の本部事務所を捜査員約２６人態勢で家宅捜索した。

川合彰典容疑者（５９）を送検

旭導会本部を家宅捜索

　川合容疑者は２０２２年１１月、旭川市から送られてきた非課税世帯の確認書類に収入がないと記載して返送し、電気・ガス・食料品の価格高騰を受け、旭川市が住民税の非課税世帯に支給する給付金５万円をだまし取った疑いが持たれている。捜査しています調べに対し川合容疑者は、「給付金を受け取ったことは間違いない」と供述し容疑を認めている。

　道警は、川合容疑者が他の給付金もだまし取っていた余罪の有無や、旭導会の組織的な関与など調べを進めている。