愛知県警捜査4課は19日、愛知県豊田市のしゃぶしゃぶ店がスーパーで買った肉を「鹿児島県産黒豚」や「黒毛和牛」などと虚偽表示して提供し摘発された事件で、この店舗を暴力団員であることを隠して賃貸借契約を結んだとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組・三代目弘道会系十代目稲葉地一家傘下「稲神総業」幹部・鈴木浩且容疑者(46)=豊田市常盤町=と、店従業員の男(36)=同市山之手8=の2人を詐欺容疑で再逮捕した。同課は、鈴木容疑者らの認否を明らかにしていない。

産地偽装した美食家しゃぶしゃぶ とん吉

鈴木浩且容疑者(46)
鈴木容疑者ら2人は2023年7月、暴力団員であることを隠して豊田市にある店舗の賃貸借契約を結んだ疑いが持たれている。鈴木容疑者らは契約締結後の同年9月に「美食家しゃぶしゃぶとん吉」を開店し、9月からの4か月間で600万円ほどの売り上げがあったとみられている。
鈴木容疑者が経営する「美食家しゃぶしゃぶとん吉」は、スーパーなどで買った「交雑種」の豚肉や牛肉を、実際には取り扱っていない「鹿児島県産黒豚」、「黒毛和牛」などとホームページや、メニュー表などに虚偽表示していたほか、消費期限が切れた豚肉を客に提供したとして、今年1月29日に鈴木容疑者ら4人が不正競争防止法違反の疑いで逮捕されていた。