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山口組系秋良連合会傘下「兵藤会」幹部に懲役6年を求刑 車内に実弾装填した拳銃所持

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 松山地裁で12日、愛媛県今治市内に駐車した車の中に拳銃1丁と実弾を隠し持ったとして、銃刀法違反の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組秋良連合会傘下「三代目兵藤会」幹部・明瀬功尚被告(55)=愛媛県今治市本町=の裁判が開かれ、検察側は「国民に与えた不安感は大きい」などとし、明瀬被告に懲役6年を求刑した。

松山地方裁判所

松山地方裁判所

 明瀬被告は知人の造船業の男(懲役2年、執行猶予4年の有罪判決)と共謀して今年5月22日、今治市内に駐車した車の中に殺傷能力が高い旧ソ連製の軍用自動式拳銃トカレフ1丁と実弾6発を隠して所持した罪に問われている。

 検察側は、明瀬被告の犯行は実弾6発が内部に収納された状態で約8か月という比較的長期間に渡り所持するなど、悪質で危険と指摘。「我が国の銃規制制度を無視した犯行で、国民に与えた不安感は大きい」などとして、懲役6年を求刑した。

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