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兵庫県警捜査1課と尼崎東署などは17日、今年6月に男性(23)が車で連れ去られて大阪府能勢町の民家で殺害され、高知県内に遺体が遺棄された事件で、、男性を連れ去る際に使用したとされる車の処分を依頼したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系二代目兼一会組員で「徳重組」組長・徳重願こと徳重流星容疑者(33)=住所不定=と、無職・曽野陽平容疑者(27)=大阪市西区=の2人を証拠隠滅の疑いで再逮捕した。
兵庫県尼崎東警察署
徳重容疑者と曽野容疑者は何者かと共謀して6月15日午前4時50分~午後11時10分ごろ、男性の連れ去りに使用したとされる車を、兵庫県宝塚市雲雀丘山手のゴルフ場から奈良県生駒市の路上まで運び、複数の知人を介して車の処分を依頼した自動車販売会社経営の男性に引き渡して証拠を隠滅した疑いが持たれている。県警は2人の認否を明らかにしていない。
2人は、男性の遺体を運んだ車の準備、提供に関与したとして、9月27日に死体遺棄容疑で逮捕されていた。