少年に暴行を加えバイクを奪った旭琉會系「ナニワ一家」組員らを起訴

◀関連記事▶

　那覇地検は２０日、今年５月に沖縄県浦添市内の公園で１０代の少年に暴行を加えた上、少年のバイクを奪ったとして今月逮捕された、指定暴力団・旭琉會系「三代目ナニワ一家」組員・名護竜一被告（２４）＝住所不定＝と、無職・宮里寿被告（２３）＝南風原町津嘉山＝、末吉伊吹被告（２４）＝南風原町津嘉山＝を強盗致傷などの罪で起訴した。

那覇地方検察庁

　名護被告らは５月１６日未明、浦添市牧港の公園で、名護被告と金銭トラブルを抱えていた友人の代理として現場に行った１０代の少年に対し、警棒で膝を殴るなどの暴行を加えた上、脅して金銭を要求し、少年が所有するバイクを奪った疑いが持たれている。被害者の少年は友人の居場所を聞かれ、かばったところ暴行を受けたとみられ、全治１週間のケガを負った。

　関係者から事件の相談を受けた警察は、現場周辺の防犯カメラ映像などの捜査を行い、名嘉被告らを逮捕していた。地検はいずれの認否も明らかにしていない。