◀関連記事
警視庁と千葉県警、埼玉県警、神奈川県警の合同捜査本部は27日、首都圏で相次いだ「闇バイト」などで実行役を募った「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」による強盗事件のうち、2024年10月に千葉県船橋市と千葉県白井市で起きた住宅強盗についても指示をしていたとして、いずれも無職の福地紘人被告(26)=住所不定=、斉藤拓哉被告(27)=住所不定=、村上迦楼羅被告(27)=東京都中央区晴海2=、渡辺翔太被告(27)=仙台市青葉区上杉6=の男4人を強盗傷害と住居侵入の疑いで再逮捕した。
4人の逮捕は4回目で、合同捜査本部は4人の認否を明らかにしていないが、押収したスマートフォンの解析などから今回の容疑を固め再逮捕した。

再逮捕容疑は、4人がすでに逮捕されている実行役と共謀して、2024年10月8日午後11時50分~9日午前0時半ごろ、船橋市の住宅に窓ガラスを割って侵入し、住人の男性(80代)と女性(70代)の夫妻に暴行を加えて重傷を負わせ、現金約970万円や通帳、キャッシュカードを奪った疑いが持たれている。
また、同月16日午前1時半~4時半ごろ、白井市の住宅に侵入し、住人の女性(70代)と女性(40代)の母娘に、顔を殴ったり、ベルトなどで叩くなどの暴行を加えてケガを負わせた上、「カネはどこにある」などと脅して現金約26万円や軽乗用車1台を奪った疑いも持たれている。
4人は犯行時、実行役に秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」の音声通話機能で「窓を蹴破れ」「縛ってカネのありかを聞け」などと指示し、実行役が暴行をためらった際には、「本当に叩いているのか見せろ」などと言って、ビデオ通話に切り替えさせていたという。
「闇バイト」で実行役を募ったとみられる一連の強盗事件は、2024年8月~11月の間で1都3県で18件発生している。4人は2024年10月に起きた千葉県市川市の住宅強盗事件と、神奈川県横浜市青葉区で住人が暴行されて死亡した住宅強盗事件を指示したとして、すでに逮捕、起訴されている。