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岐阜県警は19日までに、他人名義のETCカードを使用して高速道路の通行料金の割引を受けたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目弘道会」若頭で「野内組」組長・野内正博容疑者(58)=岐阜市六条北=と、野内組傘下「豊田組」組員・宇野誠哉容疑者(34)=岐阜市梅河町=ら3人を電子計算機使用詐欺容疑で逮捕した。
岐阜県警察本部
野内容疑者ら3人は2021年4月16日ごろ、複数回にわたり岐阜県と愛知県内の高速道路を通行する際に、他人名義のETCカードを使用してETC割引を受け、高速道路の正規の通行料金との差額600円相当をだまし取った疑いが持たれている。
野内容疑者らは、組の会合に向かう際に不正利用を繰り返していたとみられているが、調べに対し3人はいずれも黙秘している。
【追記】
10月9日、岐阜地検は3人を処分保留とした。
【追記】
2024年12月12日、岐阜地検は自らの意思でいわゆる「指詰め」をしたにも関わらず、不正に国民健康保険の適用を受けて治療費の負担を免れた詐欺容疑と、他人名義のETCカードを使って高速道路を通行し料金の割引を受けた電子計算機使用詐欺容疑について、いずれも不起訴処分とした。処分の理由は明らかにしていない。