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大阪府警捜査1課は21日、今年2月に大阪市住吉区内で中国籍の男性会社員が暴行を受け、現金500万円が入った手提げカバンを奪われた強盗傷害事件で、新たに警察署に出頭してきた実行役とみられる職業不詳・菅義満容疑者(22)=住所不詳=を強盗傷害容疑で逮捕した。
菅容疑者はすでに逮捕されている男らと共謀して2月25日午後5時20分ごろ、大阪市住吉区清水丘の路上で中国籍の男性会社員(37)=神奈川県秦野市=に対し、後方からスタンガンを押し当てたり顔面を殴るなどの暴行を加えた上、現金500万円が入った手提げカバンを奪った疑いが持たれている。男性は左眼窩底骨折や鼻骨骨折などの重傷を負った。男性は物品を購入するために取引先から指定されて現場付近を訪れていた。

事件のあった現場周辺

この事件を巡っては、これまでに見張り役や運転手役とみられる、いずれも18歳の無職の男=兵庫県神戸市長田区=2人を強盗傷害容疑で逮捕していて、菅容疑者は今月21日に警察署に出頭して逮捕された。府警は容疑者3人は被害者の男性とは面識が無いとみている。
調べに対し、菅容疑者は「今は何も答えられません」と容疑を否認しているが、府警はこの事件が「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」によるもので、犯行は計4人で行われたとみて、残る実行役1人の行方を追うとともに、他にも関与した人物がいるとみて引き続き捜査を進めている。