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京都地裁(西川篤志裁判長)で16日、「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん(当時72)を射殺したとして、殺人と銃刀法違反の罪に問われている特定危険指定暴力団・工藤會系「石田組」幹部・田中幸雄被告(59)の9回目の公判が開かれた。

京都地方裁判所
第9回公判では、検察側の証人として捜査に関わった防犯カメラの映像分析に関する専門知識がある警察官らが出廷し、事件前日に大東さん宅近くの防犯カメラに写った不審者と被告の歩き方について、「同じ人物とみて矛盾ない類似性が認められる」と証言した。
この警察官は捜査の過程で、防犯カメラに写った不審者と刑務所などで撮影された田中被告の歩き方を映像で比較したといい、2人の膝や足首の曲げ具合などの類似性に言及した。
また、警察官は弁護側の反対尋問に対して、歩き方は履物や歩行場所などの条件で変わる可能性があるとも述べた。
この裁判は、第10回の公判まで証人尋問がある予定で、6月29日の第11回公判に論告求刑、判決は10月16日に言い渡される予定。