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警視庁成城署は27日、東京都世田谷区の路上で知人男性2人を殴ったとして、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下「堺組」幹部で、「原田組」組長・原田英俊容疑者(49)=世田谷区=を暴行容疑で逮捕した。

警視庁本部
原田容疑者は2025年11月25日午前2時20分ごろ、世田谷区の路上で知人男性2人の顔などを素手で複数回殴る暴行を加えた疑いが持たれている。調べに対し、原田容疑者は「2人を殴って大騒ぎになったことに間違いありません」と容疑を認めている。
警察に「ケンカしている声が聞こえる」など複数の110番通報があり、事件が発覚し、警察官が現場駆け付けたところ、被害者側の協力を得ることができなかった。その後の捜査から、現場付近の防犯カメラに原田容疑者が男性らを殴る様子が映っていたため、容疑が裏付けられたとして逮捕に踏み切った。
警視庁暴力団対策課は今月15日、「闇バイト」や「特殊詐欺」など後を絶たない「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」による事件の背景に暴力団が関与するケースが相次いでいるとして、幸平一家を名指し、暴力団対策課に「住吉会幸平一家特別対策本部」を捜査員75人の態勢で発足させ、組織の弱体化を目指している。
2025年の東京都内の特殊詐欺による被害額は過去最悪を更新するペースで、特殊詐欺事件で逮捕された暴力団組員及び関係者のうち、約4割以上が幸平一家の組員及び関係者だった。