警視庁組織犯罪対策4課は4日、神奈川県伊勢原市の山中で男性の遺体が発見された事件で、2003年1月に群馬県前橋市のスナックで客ら4人が死亡した拳銃乱射事件で死刑判決が確定した、元指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下「矢野睦会」会長・矢野治容疑者(68)=別の殺人罪で起訴=を殺人容疑で再逮捕した。

警視庁本部
矢野容疑者は他の暴力団関係者らと共謀して、1996年8月10日ごろ、東京都新宿区で不動産業を営んでいた津川静夫さん(当時60)=伊勢原市=を殺害した疑いが持たれている。
矢野容疑者は2015年に、1996年に失踪した津川さんについて、津川さんと不動産関係のトラブルがあった暴力団関係者(故人)から依頼され、別の暴力団関係者(故人)に殺害や遺体の遺棄を指示したとする文書を警視庁渋谷署に送付していた。
警視庁は矢野容疑者らの説明に基づき、遺体を埋めたとされる神奈川県伊勢原市内の山中を捜索し、津川さんの遺体を発見した。
同課は、暴力団関係者らを容疑者死亡のまま殺人容疑で書類送検する方針。