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京都地裁で9日、「餃子の王将」を展開する王将フードサービス社長射殺事件で、殺人罪と銃刀法違反に問われている特定危険指定暴力団・工藤會系「石田組」幹部・田中幸雄被告(59)の第2回公判が開かれた。

田中幸雄被告(2022年10月)
田中被告は何者かと共謀して2013年12月19日午前5時45分ごろ、京都市山科区の「王将フードサービス」本社前の駐車場で、大東さんの腹部や胸を拳銃で撃って殺害したとされる。京都府警は現場近くでタバコの吸い殻を2本を採集していて、吸い殻に付いたDNA型が一致したことなどから、2022年10月に田中被告を逮捕していた。
裁判では、現場で見つかったタバコの吸い殻を巡り、検察側が請求した証人で当時、実況見分を担当した京都府警山科署の元鑑識係の男性の尋問が行われ、「間近で見て2本とも新しい物だと感じた」と証言した。新しいと感じた理由について「2本とも曲がっておらず、直線的だった」と話した。
検察側は冒頭陳述で、吸い殻に付着した唾液のDNA型が、田中被告のものと一致したと指摘。こうした状況証拠を積み重ねて立証する方針。田中被告は初公判で「決して犯人ではありません」と無罪を主張している。