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横浜地検は23日、今年9月に神奈川横浜市内で人身事故を起こし、その場から逃げていた男の逃走を手助けしたとして逮捕されていた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系二代目竹中組傘下「義侠会」会長(50)=埼玉県春日部市=について、不起訴処分とした。地検は不起訴の理由について「起訴することについて積極・消極双方の事情を考慮した」としている。

横浜地方検察庁
人身事故を起こした建設業の男(50)は今年9月17日、横浜市南区で信号待ちをしていた車に後ろから衝突する事故を起こして運転手にケガを負わせ、現場で人身事故の実況見分中に警察官の制止を振りきって逃走。
その後、義侠会会長は男が逃走していることを知りながら、潜伏先の横浜市戸塚区のホテル付近から埼玉県内まで自分の車で連れていき、逃走の手助けをしたとして今月、神奈川県警に犯人隠避の疑いで逮捕されていた。