「英組」組長による幹部脅迫の脱退妨害で「神戸山口組」本部を家宅捜索

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　警視庁は２日、暴力団を脱退しようとした組幹部（５４）を電話で脅したとして、指定暴力団・神戸山口組幹部で「二代目英組」組長・藤田恭道こと藤田恭右容疑者（４７）が逮捕された事件を受け、関係先として神戸山口組本部事務所を家宅捜索した。

神戸山口組本部を家宅捜索

　藤田容疑者は今年５月、暴力団を辞めようとした幹部に対し、電話で「だったら破門にしたるわ。きっちり、ケジメ付けたるからな」などと、怒鳴りつけ脅迫した疑いが持たれている。幹部は藤田容疑者の側近で、藤田容疑者の秘書務めていたが「組を抜けたい」と申し出ていた。

　調べに対し、藤田容疑者は容疑を否認している。神戸山口組は、２０１５年の山口組分裂以降、組員の数が減り続けている。