不審者通報を受け「池田組」本部事務所の標章を剝がした男を逮捕

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　岡山県警岡山中央署は１９日、同日午前７時５５分ごろに岡山県岡山市北区田町にある特定抗争指定暴力団・池田組の本部事務所の出入り口ドアなどに岡山県公安委員会が貼付していた使用制限の標章３枚を素手で剝ぎ取ったとして、職業不詳の男（３５）＝岡山市＝を暴力団対策法違反の疑いで逮捕した。

岡山県岡山中央警察署

　池田組の本部事務所前に不審者がいると１１０番通報を受け、駆け付けた同署員が標章が剥がされているのを確認し、付近にいた男に職務質問するなどして容疑を認めたため逮捕した。男は暴力団関係者ではないという。

　池田組を巡っては、特定抗争指定暴力団・六代目山口組との抗争事件が相次ぎ、岡山県公安委が２０２２年１２月に、暴力団対策法違反に基づき「特定抗争指定暴力団」に指定し、本部事務所などを使用禁止としている。