関連記事▶
静岡県警沼津署は、静岡県沼津市の飲食店で用心棒をした見返りに、「用心棒代」名目の現金の受け取ったなどとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「六代目清水一家」幹部(50)ら5人と、現金を渡した店の関係者2人の計7人を静岡県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。
静岡県沼津警察署
幹部ら5人は2024年11月下旬、県暴力団排除条例で「暴力団排除特別強化地域」に指定されている沼津市高島町の4店の社交飲食店から、「用心棒代」名目で現金数万円を受け取った疑いが持たれている。また、現金を渡した店の関係者2人も逮捕された。
同署は用心棒代が清水一家の資金源になっていたとみて、組織的な関与も視野に余罪などを調べている。
2019年8月に改正された静岡県暴力団排除条例は、沼津市高島町を含む県内5市の繁華街を「暴力団排除特別強化地域」に指定。この地域で暴力団員と特定営業者が用心棒料として金銭をやり取りすることが禁止されている。