質店に押し入り強盗で傘下幹部逮捕 山口組系「愛桜会」本部を家宅捜索

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　三重県警は７日午前１０時過ぎ、今年９月に三重県鈴鹿市の質店に押し入り現金と商品券を奪って逃走したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目愛桜会組員で、「六代目伊勢神戸一家」幹部・谷口健太容疑者（３９）＝住居不定＝ら男２人が強盗容疑で逮捕された事件で、関係先として愛桜会の本部事務所を捜査員２０人態勢で家宅捜索した。

愛桜会の本部事務所を家宅捜索

　谷口容疑者ら２人は９月２８日午後３時過ぎ、鈴鹿市阿古曽町にある質店兼住居に覆面をかぶって押し入り、女性店主（８１）と夫（７８）にバールを振りかざして脅し、現金１万７０００円と商品券５０００円相当を奪って逃走した疑いが持たれている。

　周辺の防犯カメラ映像や聞き込みなどの捜査から２人を特定し、２日に逮捕した。

　県警は、谷口容疑者ら２人の認否を明らかにしていないが、愛桜会の組織的な関与の有無など調べを進めている。