和歌山県の住宅から約280万円入り金庫窃盗 トクリュウ「ブラックアウト」リーダーら7人を逮捕

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　大阪府警は２７日までに、今年４月に和歌山県の住宅から約２８０万円が入った金庫を盗んだとして、愛知県に拠点を置く匿名・流動型犯罪グループ（トクリュウ）「ブラックアウト」のリーダー・タキワキ・マサキ・ラサイ容疑者（２１）＝フィリピン国籍・愛知県豊橋市＝と、別のグループのメンバーで大学生の宮田晃希容疑者（２２）＝大阪府東大阪市＝ら７人を窃盗などの疑いで逮捕、再逮捕した。

タキワキ・マサキ・ラサイ容疑者（２１）

　タキワキ容疑者ら７人は共謀して今年４月、和歌山県有田川町の住宅に侵入し、現金約２８０万円が入った金庫などを盗んだ疑いが持たれている。

　府警はこれまでに、今年４月に東大阪市内の宮田容疑者らのグループが出入りしていたマンションに、凶器を準備して侵入したなどとして「ブラックアウト」のメンバーら１５人を摘発していて、今回の窃盗事件の成功報酬を巡り、両グループが対立したとみている。

　今回の窃盗事件は、宮田容疑者がブラックアウト側に金庫窃盗を持ちかけ、「成功すれば１人２００万円払う」と約束していたが、事件後も支払われなかったため、タキワキ容疑者らと宮田容疑者らが対立したという。