静岡県警静岡中央署は24日、今年5月上旬にケンカの助太刀に暴力団員を呼び、飲食店経営者に暴行を加えたとして、風俗店経営者の男(31)=静岡県静岡市葵区=と、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員(45)=東京都港区=、同組員(34)=神奈川県横浜市港北区=の計3人を傷害と静岡県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。
静岡県静岡中央警察署
風俗店経営の男は5月上旬に静岡市葵区の飲食店で、社交飲食店経営者(40代)との間でトラブルになりケンカに発展。知人の組員2人に用心棒役として助太刀を求め、男性の顔面などを複数回殴るなどしてケガを負わせた疑いが持たれている。
同署は、風俗店経営者の男が暴力団員に用心棒役を求め、組員2人が応じたことが静岡県暴力団排除条例に抵触したとして逮捕した。
調べに対し、組員2人は「殴ったことは間違いない」などと傷害容疑について認め、風俗店経営の男は黙秘している。