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京都府警は8日付で、知人とケンカした際に殴られたことに対し、暴力団の威力を示して金品を要求するなどしたとして、指定暴力団・八代目会津小鉄会傘下組員(56)=京都市山科区=に対し、暴力団対策法に基づく中止命令を出した。
京都府警察本部
男は今年6月、組事務所近くの京都市山科区内のコンビニエンスストア店内で、たまたま居合わせた建設業の67歳と35歳の知人男性2人とケンカになった際に、殴られたことに対して暴力団の威力を示して「ワシを殴るということがどういうことかわかってんのか」などと脅して金品を要求するなどして、店内にいた女性店員(37)に不安を覚えさせたとされる。
男は2人とケンカになった際、男性(67)の胸を殴ったほか、男性(35)に買い物カゴを投げつけたとして、8月に暴行の疑いで逮捕された。また、男性2人はこの組員の顔を殴るなどして鼻骨骨折などのケガを負わせたとして傷害容疑で逮捕された。