詐欺グループに「受け子」斡旋した男性を25時間監禁・暴行 極東会傘下組員らを逮捕

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　埼玉県警捜査４課と蕨署の合同捜査班は２４日までに、詐欺グループに「受け子」を斡旋した男性を25時間にわたり監禁して暴行を加えたとして、露天商で指定暴力団・極東会傘下組員・浅賀浩太容疑者（２３）＝東京都練馬区大泉学園町５丁目＝と、職業不詳の男（２９）＝住所不詳＝、工員の男（４２）＝東京都練馬区貫井＝の３人を逮捕監禁致傷の容疑で逮捕、送検した。県警は３人の認否を明らかにしていない。

埼玉県警察本部

　浅賀容疑者ら３人は共謀して今年８月１日９時５５分ごろ、埼玉県戸田市上戸田の路上で、自らの振り込め詐欺グループに「受け子」を斡旋していた会社員の男性（３７）＝埼玉県さいたま市＝の顔を殴るなど暴行を加えた上、乗用車に押し込んで約２５時間にわたって監禁し、全治約１～２週間のケガを負わせた疑いが持たれている。男性は埼玉県川口市内で解放され、病院に搬送された。

　浅賀容疑者らは、「振り込め詐欺に関するトラブルで暴行した」などと容疑を認めていて、男性との間で金銭を巡るトラブルがあったとみられている。