大分県警組織犯罪対策課と大分中央署は8日、知人男性を車で連れ去り監禁した上、顔などを殴って重傷を負わせたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組・三代目司興業系二代目石川組傘下「北島組」幹部・津崎寿幸こと北島寿幸容疑者(29)=大分市大津町=と、同組員・橋本隼斗容疑者(31)=大分市花高松=、同組員・辻忠弥容疑者=大分市花高松=の3人を監禁と傷害の疑いで逮捕した。
石川組本部を家宅捜索
北島容疑者ら3人は今年4月4日深夜から翌5日未明にかけて、大分市の路上で40代の知人男性を無理やり車に乗せ、組事務所に連れ去って監禁した上、顔や腕を殴るなどした疑いが持たれている。男性は骨折など全治1か月の大ケガを負った。
同署は北島容疑者らが所属する石川組の本部事務所を家宅捜索し、犯行の動機や詳しい経緯など調べを進めている。