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愛媛県警今治署は23日までに、愛媛県今治市の駐車場に停めた自動車の中で、拳銃1丁と実弾を隠したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系秋良連合会傘下「三代目兵藤会」幹部・明瀬功尚容疑者(55)=愛媛県今治市本町=と、造船業・黒川英俊容疑者(56)=今治市本町=の2人を銃刀法違反と火薬類取締法違反の疑いで逮捕した。
愛媛県今治警察署
明瀬容疑者は今年5月22日午前7時10分頃、黒川容疑者が使用している自動車の車内に拳銃1丁と実弾を隠し持っていた疑いが持たれている。
県警は、2024年10月に発生していた監禁・恐喝事件に関連して、黒川容疑者に関する捜査から5月22日に関係先を家宅捜索した際、殺傷能力の高い軍用の自動式拳銃と実弾を発見。6月に黒川容疑者を銃刀法違反の疑いで逮捕していて、その後の捜査から不動産を巡る詐欺事件などですでに逮捕されている明瀬容疑者の関与を特定した。
県警は2人の認否を明らかにしていないが、引き続き拳銃の入手ルートなどについて調べを進めている。