福岡県警久留米署は20日、乾燥大麻約2キログラムを営利目的で譲り受けたとして、指定暴力団・道仁会傘下組員・太田佳之容疑者(46)=久留米市通町=を大麻取締法違反の疑いで逮捕した。
太田容疑者は2024年10月9日、乾燥大麻約2キログラムを代金260万円支払う約束で購入を申し込み、大阪府内から大麻約2キログラムを荷物1個の中に隠して宅急便で発送させ、久留米市内の運送会社の営業所で受け取った疑いが持たれている。
福岡県久留米警察署
また同署は20日、太田容疑者の自宅を家宅捜索した際に、同じ集合住宅内の別の部屋を関係先として家宅捜索し、ポリ袋に入った大麻4袋を所持していたとして、道仁会傘下組員・二江直人容疑者(44)を麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで現行犯逮捕した。
同署は「捜査に支障がある」として2人の認否を明らかにしていないが、組織的な犯行も視野に余罪や共犯者など調べを進めている。