売春場所提供したソープランド3店舗摘発で5人を現行犯逮捕 スカウト「アクセス」も関与

　千葉県警は１５日、女性従業員らが客を相手に売春することを知りながら売春場所を提供したとして、千葉県千葉市中央区栄町にあるソープランド「Я’ｓ」、「Я’ｓＥＶＯＬ」、「ＢＬＡＣＫ ＬＡＢＥＬЯ’ｓ」の３店舗の運営にそれぞれ携わる男計５人を売春防止法違反（場所の提供）の疑いで現行犯逮捕した。

千葉県警察本部

　５人は１４日午後３時５５分～４時５分ごろ、千葉市中央区栄町のソープランド３店舗で、それぞれ女性従業員らが男性客を相手に売春することを知りながら、売春を行う場所を提供した疑いが持たれている。

　逮捕されたのは、ソープランド「Я’ｓ」の統括管理者・内田一夫容疑者（５９）＝中央区中央港１＝と、同店従業員・梅原拓朗容疑者（４５）＝自称・中央区祐光４＝、姉妹店「Я’ｓＥＶＯＬ」の従業員・上代涼容疑者（２５）＝千葉県八街市文違＝、「ＢＬＡＣＫ ＬＡＢＥＬЯ’ｓ」の統括管理者・水野浩嗣容疑者（４８）＝中央区南生実町＝と、同店従業員・古沢龍哉容疑者（４６）＝中央区椿森６＝の男５人で、内田容疑者ら４人は「間違いありません」などと容疑を認める一方、梅原容疑者は「売春するかどうかは女の子とお客さん次第なのでわかりません」と容疑を否認している。

　警視庁を含む合同捜査本部から、風俗スカウトグループ「アクセス」から女性の斡旋を受けた風俗店があるとの情報提供をもとに県警が１４日、ソープランド数店舗を家宅捜索し摘発した。