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名古屋拠点の不良集団「ルシファーズ」が愛知県警熱田署で解散式

 愛知県警熱田署で6日、2024年12月に県警に解散届を出した愛知県名古屋市を拠点とする不良グループ「ルシファーズ」の解散式が開かれ、10代~50代のメンバー約30人が「今後一切周りに迷惑をかけない」と誓い、更生の決意を表明した。

愛知県警熱田警察署

愛知県熱田警察署

 ルシファーズは1996年ごろに、現在、傷害罪などで公判中のリーダー・小田切大作被告(47)を中心に、各地区の不良など10代の少年約30人ほどで結成し、最盛期には約数千人まで勢力を拡大させ、傷害や窃盗、恐喝、薬物売買などで多数の逮捕者を出してきた犯罪行為を行う不良集団。

 2000年代に入り県警の取り締まり強化により、リーダーの小田切被告や多数の幹部メンバーが逮捕された事により、衰退の一途をたどり、グループは一時解散となっていたが、近年、ルシファーズの活動再開が確認されていた。

 2024年1月1日には名古屋市の熱田神宮で、20代の男性2人に殴る蹴るの暴行を加えて重傷を負わせたとして、同年5月22日に小田切被告と複数のメンバーが愛知県警に逮捕された。

 また同年9月には三重県津市の安濃サービスエリアで、男性(45)に因縁をつけて集団で暴行を加えたとして、小田切被告とその仲間3人が逮捕された。

 2024年5月以降、ルシファーズは他の不良グループとの抗争事件などでメンバーら25人が逮捕されたが、リーダーの小田切被告が同年12月、愛知県警に解散届を出した。

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