宮城県警仙台東署は、孫を装って宮城県仙台市の高齢女性から現金100万円をだまし取った詐欺事件で、「受け子」のリクルートに関与したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下組員・羽田幸太容疑者(22)を詐欺の疑いで逮捕した。調べに対し羽田容疑者は黙秘している。
宮城県仙台東警察署
この特殊詐欺事件は、2024年5月14日から15日までの間、何者かが孫を装って数回にわたり仙台市宮城野区在住の女性(70代)に電話をかけ、「今日までに銀行にお金を支払わなければならないが、バッグを失くした時に口座を止めたのでお金をおろせない。100万円を貸してほしい」などとウソを言い、その後宅配業者の職員を装った者が自宅を訪問して現金100万円を騙し取ったとされる。
県警は、すでにこの詐欺事件に関与した受け子や受け子のリクルーターを逮捕していて、羽田容疑者は受け子のリクルートに関与したとみて捜査を進めている。