今治市の土地と建物の取得詐欺事件 新たに会社役員の男を逮捕

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　愛媛県警今治署は３日、愛媛県今治市の土地と建物を不正取得したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系秋良連合会傘下「三代目兵藤会」幹部・明瀬功尚容疑者（５５）＝今治市本町＝と、会社員の女（４９）＝今治市鐘場町＝が５月２２日に詐欺容疑で逮捕された事件で、新たに明瀬容疑者の知人で会社役員の男（５５）＝今治市新谷＝を詐欺の疑いで逮捕した。

愛媛県今治警察署

　男は明瀬容疑者ら２人と共謀して、売買条件に「買主が反社会的勢力でないこと」とされている愛媛県内の男性（５０代）が所有する今治市内の土地と建物を不正に取得することを計画し、２０２１年４月から６月にかけて会社員の女のみが買主がであるように装って契約し、不動産をだまし取った疑いが持たれている。

　県警は男の認否は明らかにしていないが、この事件では関係先の家宅捜索で拳銃１丁が押収されていて、事件の全容解明に向け捜査を進めている。