青果店で「シャッターの開け閉めがうるさい」と因縁つけ従業員を脅迫 住吉会傘下組員を再逮捕

　警視庁新宿署は２１日、東京都新宿区歌舞伎町の青果店で「シャッターの開け閉めが、うるさい」などと因縁をつけ、男性従業員に対し「撃ち殺すぞ」などと脅迫したとして、指定暴力団・住吉会傘下組員・中谷繁夫容疑者（６７）＝東京都新宿区歌舞伎町＝を脅迫容疑で再逮捕した。

中谷繁夫容疑者（６７）

　中谷容疑者は今年４月１２日午前０時５５分ごろ、新宿区歌舞伎町の青果店で男性従業員（７０代）に対し「いかれたことすんな。撃ち殺すぞ」「てめえなんか殺すの簡単なんだ」などと脅し、店の前のバイクや段ボールを蹴るなどした疑いが持たれている。

　中谷容疑者は今年２月に、この青果店の別の男性従業員（６０代）に体当たりするなど暴行を加えたとして、４月に暴行容疑で逮捕されていた。

　調べに対し、中谷容疑者は「何のことだか正直よく分かりません」などと容疑を否認しているが、中谷容疑者は約１年ほど前からこの青果店の複数の従業員に「シャッターの開け閉めが、うるさい」「部屋から撃つぞ」「お前ら許さないからな。最終通告だぞ」などと繰り返し因縁をつけていて、店側が同署に相談していた。