大量の「ロレックス」窃盗事件の指示役 山口組系「弘道会」傘下幹部を逮捕

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　大阪府警は、２０２４年５月に大阪市中央区の路上で、高級腕時計「ロレックス」１７２本が積まれた配送業者の車が盗まれた事件で、指示役の特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目弘道会」傘下幹部・丁永剛容疑者（５０）＝中国籍・大阪府東大阪市＝を窃盗（自動車盗）の疑いで逮捕した。府警は丁容疑者の認否を明らかにしていない。

大阪府警察本部

　丁容疑者は実行役と共謀して２０２４年５月２１日午前８時４５分ごろ、大阪市中央区博労町の路上で正規代理店に配達するロレックス社製の腕時計１７２本（２億８３７４万円相当）などが積まれていた配送業者の軽ワゴン車を盗んだ疑いが持たれている。

　事件の約９時間後に軽ワゴン車は大阪市浪速区の路上に乗り捨てられていたが、腕時計は無くなっていて、これまでに盗まれたロレックスのうち９本だけ発見されている。