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香港で30日午前9時半(現地時間)に、日本から渡航した日本人男性2人が2人組の男に襲われ、現金5800万円の入ったリュックサックが奪われた事件で、被害にあった日本人男性2人は30日午前0時10分ごろに羽田空港の駐車場で現金1億9000万円が入ったスーツケースを奪われそうになった強盗未遂事件の被害者であることがわかった。

香港5800万円強盗事件の現場周辺

被害にあった男性2人は羽田空港での強盗未遂事件のあと、現金を持って香港行きの便で出国。30日午前に香港中心部にある両替店の近くで2人組の男に襲われ、現金5800万円の入ったリュックサックを奪われた。日本人男性2人は日本から香港に到着したばかりで、約9000万円を両替するためタクシーを降りたところを襲われていた。
この事件で、地元香港警察は31日、事件に関わった疑いで日本人3人と、中国人2人、香港人1人の男女6人を逮捕した。中国人と香港人は香港内の暗号資産取引所の従業員などで奪った金の一部を取り扱っていた。香港警察は、容疑者らから奪われた現金のうち約1100万円を回収しているが、すでに一部はほかの通貨に両替されていたという。
6人のうちの1人は、被害者として事件を通報した日本人(27)で、警察はこの人物が情報を提供するなど犯行を手引きしたとみて調べている。他の日本人2人は強盗の実行役とみられ、事件から約6時間後に中国人の女1人と共に空港で拘束された。
香港警察は、香港と東京の事件の関連性について「所定の手続きに従い、関連部署に連絡している」「必要があれば日本の警察に確認する」とし、警視庁は警察庁を通じて情報収集を進め、香港と羽田空港などの事件の関連を調べている。
香港では2025年12月にも、日本企業の従業員が両替店に持ち込もうとした現金約10億円が奪われる事件が発生している。