露店出店の権利を不正取得して祭りで営業 住吉会系「富田一家」幹部ら男2人を逮捕

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　北海道警中標津署は２４日、知人名義で露店出店の権利を不正取得して祭りで露店営業したとして、指定暴力団・住吉会系「富田一家八代目」幹部・山口智靖こと鈴木智保容疑者（５３）＝釧路市＝と、知人の車検代行業の男（６９）を詐欺の疑いで逮捕した。

北海道釧路方面中標津警察署

　鈴木容疑者は今年７月１９日から３日間にわたり開催された「中標津神社例大祭」に、露店を出店しようと知人の男に依頼し、暴力団の身分を隠した書類を役場に提出して出店の権利を不正取得し、スイーツ系の露天を出店した疑いが持たれている。

　祭りを見回っていた警察官が露天を出していた鈴木容疑者に気付いて逮捕した。調べに対し、２人は容疑を認めている。

　同署は、鈴木容疑者が知人の男に何らかの見返りを渡していたとみて調べるとともに、余罪についても捜査を進めている。