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警視庁は16日、2025年11月にタイから航空貨物で“ゾンビたばこ”と呼ばれる指定薬物「エトミデート」が密輸された事件で、新たに職業不詳・宮内勝幸容疑者(56)を医薬品医療機器法違反(輸入)の容疑で逮捕した。調べに対し、宮内容疑者は「荷物に違法な薬物が入っているとは知らなかった」と容疑を否認している。

押収された”ゾンビたばこ”「エトミデート」
宮内容疑者は仲間と共謀して2025年11月24日~25日、エトミデートを含有する液体計2148.7グラム(末端価格2000万円相当)をポンプ付きのボトル容器4本の中に隠し、タイから八王子市の間中容疑者の自宅宛てに発送し、成田空港に到着させて密輸した疑いが持たれている。
警視庁は、宮内容疑者が指定薬物密輸グループの指示役とみていて、すでに逮捕されている実行役の男の自宅を荷物の受け取り先に指定していた。
エトミデートは「笑気麻酔」「ゾンビたばこ」とも呼ばれ、成分を含んだ液体を電子たばこで吸引することが多く、過剰摂取すると手足が痙攣したり意識を失うなど、死に至ることもある危険な薬物。
2025年9月以降、東京都内や千葉県内でも同様の事件が発生していて、警視庁は暴力団の関与や背後関係などの捜査を進めている。