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警視庁が「住吉会幸平一家特別対策本部」設置 特殊詐欺など4割が幸平一家組員及び関係者

 警視庁は15日、「闇バイト」や「特殊詐欺」など後を絶たない「匿名・流動型犯罪グループトクリュウ)」による事件の背景に、暴力団が関与するケースが相次いでいるとして、トクリュウによる事件に深く関与する組員の情報を収集し検挙する目的で指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家を名指し、暴力団対策課に「住吉会幸平一家特別対策本部」を捜査員75人の態勢で発足させた。

「住吉会幸平一家特別対策本部」発足

「住吉会幸平一家特別対策本部」発足

 2025年の東京都内の特殊詐欺による被害額は過去最悪を更新するペースで、特殊詐欺事件で逮捕された暴力団組員及び関係者のうち、約4割以上が幸平一家の組員及び関係者だった。

 全国の暴力団組織の中で住吉会は2番目の組員数で、全国の暴力団組員が減少傾向にある中、幸平一家は勢力を拡大し続け住吉会の約4分の1を占めている。

 指定暴力団の傘下組織を対象とした特別対策本部の設置は異例で、警視庁としては初となり、同本部は「幸平一家」に狙いを定めて情報収集や内偵捜査を進め、犯罪で得た収益を回収するなどして弱体化させるとともに、違法な資金獲得活動などの実態解明を進める方針。

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